GoogleはApple CarPlayでGoogle Meetを利用できるようになり、ドライバーが車のダッシュボードからビデオ会議に音声のみで参加できるようになった。この機能は2026年3月23日から世界規模で段階的に導入され、iPhoneを所有するすべてのGoogle Meetユーザーにデフォルトで利用可能となっている。
CarPlay版では、運転中の安全を最優先にビデオ機能やほとんどのインタラクティブ機能が制限されている。ユーザーは会議スケジュールの確認、ワンタップでの既存会議への参加、ミュートや通話終了などの基本的な操作が可能だが、ビデオ映像、チャット機能、手を挙げる機能、アンケート、Q&A機能は無効化されている。
CarPlay経由で接続すると、オーディオは自動的にスマートフォンやイヤホンから車のスピーカーに切り替わる。iPhoneアプリは車の使用中に「移動中モード」に入り、Googleはデバイス間のシームレスな切り替えを強調している。ドライバーがCarPlayから切断すると、オーディオは以前使用していた出力デバイスに戻る。
この実装は安全第一の設計原則に基づいている。会議のホストは車内から参加者の承認や拒否を行えず、新しい会議を車内インターフェースから開始することもできない。また、通話中はカメラ機能が常に無効化されており、ドライバーは視覚的な注意を交通状況に集中させることができる。
Googleが自社のAndroid AutoよりもAppleのプラットフォームを優先したことで、テクノロジー関係者から注目を集めている。同社はAndroid Autoのサポートについて「近日公開予定」と述べるにとどめ、具体的なリリース時期は明らかにしていない。
オーストラリアのZDNetは、CarPlay統合を実用的な解決策として紹介。安全重視の制限を強調するとともに、GoogleがAndroid AutoよりもAppleのプラットフォームを優先した点に注目している。
ブラジルのTecnoblogは、渋滞中のプロフェッショナルにとっての問題解決策として肯定的に捉え、グローバルロールアウトと新たな競合サービス「Proton Meet」にも言及している。